SLのロッド類を分解組付けする (つづき)
【 古いブログで掲載した記事(2018/7/6)を再掲載します。 】
注目したのは、メインロッドと加減リンクのピン構造でした。
連結部は、上の写真のように、ロッドやリンクの裏側(車体側)に突起状のピンが飛び出しており、このピンが相手側のホルダーの穴と係合しているのです。
そこで、このホルダーの溝にマイナスドライバーをさし込んで溝を広げると、上のイラストに示すように、このピンの結合を容易に外すことが出来るのです。
組付ける場合は、ロッドやリンクの先端を溝に入れた状態でピンと穴の位置を確認後、少し強く押し込むと、パチンと入り込んで結合完了です、
最初は、メインロッドと加減リンクのピンを外します。
そして、動輪のカバーを外して動輪を取り出します。
分解した状態を下に示す。
上の写真のように、シリンダブロックなどを分解する必要がない場合は、そのままにしておきます。
組付けは、この逆の手順で実施します。
シリンダブロックなどを分解した場合は、まず組付けておきます。そして、動輪を組み付けて動輪カバーも取り付けます。この状態で、まず加減リンクをセットします。その手順を下に示す。
次にメインロッドを組付けます。
リンク類の組付けが完了したら、ウォームギヤの噛みあいを外してロッド類の動きを確認します。
引っ掛かりなどの不具合が無くスムースに回る事が確認できれば、組み付け完了です。
何度かこの方法をテストしてみましたが、慣れてくれば簡単に分解組付けができます。